マがキ二枚貝(にまいがい)のなかま)

(かい)がら((かく)(とく)ちょうがあります。
二枚貝(にまいがい)仲間(なかま)です。うすい(いた)(かさ)ねたような凸凹(でこぼこ)(かたち)をしていて、群生(ぐんせい)します。このかけらで海水浴(かいすいよく)などに()ってはだしで(ある)いているとこの(かい)のかけらでけがをすることがあります。
一般的(いっぱんてき)なカキで、食用(しょくよう)にされます。魚屋(さかなや)さんやスーパーマーケットで()ているカキは養殖物(ようしょくもの)が多いです。英語(えいご)ではおおまかにOyster(オイスター)と()われます。

  
     カキの集まり   

(からだ)左右(さゆう)二枚(にまい)(かい)()わさっている二枚貝(にまいがい)仲間(なかま)で、(から)表面(ひょうめん)は、うすい(いた)(かさ)ねたようで、紫色(むらさきいろ)(おび)があります。貝殻(かいがら)(かたち)付着場所(ふちゃくばしょ)によっていろいろな(かたち)変化(へんか)します。
養殖(ようしょく)のものはほぼ卵型(たまごがた)になります。

水中(すいちゅう)のプランクトンを(えさ)としています。
アサリやハマグリのような、入水管(にゅうすいかん)出水管(しゅっすいかん)発達(はったつ)していませんし、また、(うご)(まわ)ることもないので、あしは退化(たいか)しています。
6~7月に産卵(さんらん)するそうです。

※二枚貝の仲間は、入水管((みず)(からだ)()()(くだ))と出水管(しゅっすいかん)()()んだ(みず)(からだ)(そと)()()(くだ))の2(ほん)(くだ)をもっています。
入水管(にゅうすいかん)(みず)()い、えらで呼吸(こきゅう)をして、出水管(しゅっすいかん)から(そと)()します。
()った(みず)にふくまれるえさをこしとって、唇弁(しんべん)(くち)(はこ)んで()べます。
肉質(にくしつ)のあしがあって、それで移動(いどう)したり(すな)にあなをほって()をかくしたりします。
二枚貝(にまいがい)仲間(なかま)(あたま)()触覚(しょっかく)もありません。

『日本山海名産図会』によると、(たけ)でつくった(かき)干潟(ひがた)にはりめぐらし、それにカキを付着(ふちゃく)させる、いわゆる養殖(ようしょく)江戸時代(えどじだい)から(おこな)われていたとあります。
『和訓栞(わくんのしおり)』によると(いわ)から()()としてとることから、カキという()になったとも、また『名言通』には、(から)()(くだ)いてとることから()(まえ)がでたとありますが、よく()からないそうです。(1987年7月 検索入門(けんさくにゅうもん) 海岸動物(かいがんどうぶつ) 西村三郎著書 保育社より引用)

(かい)仲間(なかま)は、どうやって仲間(なかま)をふやしていくのでしょうね。そして(かた)(かい)がらをもつのに、どのように(おお)きく成長(せいちょう)していくのでしょうね。
カキの養殖地(ようしょくち)()えば、九州(きゅうしゅう)でも(さか)んですが、広島県(ひろしまけん)有名(ゆうめい)です。どうして広島(ひろしま)でさかんに養殖(ようしょく)されるようになったのでしょうね。
不思議(ふしぎ)なことがいろいろあって、なんだかわくわくしますね。調(しら)べてみてくださいね。

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